「ともに船を出そうじゃないか」が 1000 万回再生を達成

Spotify のマイルストーンを越えて航海する「Sea of Thieves」のコンポーザーの舞台裏を紹介!

2016年、雰囲気あふれるアレンジとボーカルが特徴の「ともに船を出そうじゃないか」を BGM にした「Sea of Thieves」のトレーラー第 2 弾を満を持してオンラインに公開した当時、数百万回という数字は夢物語でした。

発売からの 5 年を含めて 7 年が経過し、3,000 万人以上のプレイヤーが船を出すのを見届けてきましたが、初期の動画に使用した曲が忘れ去られることはありませんでした。編集されたトレーラーの公開直後に「ともに船を出そうじゃないか」の歌詞付きフル バージョンはリリースされ、Robin が下の動画で語っているように、ゲーム内の「伝説の海賊の隠れ家」をアンロックするなど、さまざまな形で再登場しています。また、Spotify でのストリーミング再生回数が 1,000 万回を突破し、ますます充実している公式ダウンロード音源の定番となっています。

そこで今回は、社内のオーディオ部門を訪ね、「Sea of Thieves」のサウンド トラックの製作者でもある Rare のミュージック ディレクター Robin Beanland に、この曲がどのようにして生まれたのか、また、それぞれの要素がどう組み合わされているのかを解説してもらいました。

「ともに船を出そうじゃないか」 - 1000 万回再生記念インタビュー | 「Sea of Thieves」公式

期間 8:41

現在も「Sea of Thieves」の開発に携わり、公式小説「Athena's Fortune」と「Heart of Fire」を執筆した作家の Chris Allcock は、発売前の霧に包まれた時代に Anna Hon が歌った「ともに船を出そうじゃないか」の作詞を担当しました。Chris は、この曲が表現しようとしていたことが強く印象に残っているそうです。

「この曲を初めて世に送り出すのは、 Xbox のプレゼンテーションの時に使用するゲーム トレーラーだとわかっていました。通常、ナレーターやキャラクターが語るトレーラーの目的は、ゲームの主な内容を伝えることです。

今回の場合、歌詞によって伝える必要がありました。そこで、クラーケンとの戦いやガイコツとの戦いといったゲーム性を伝えるビジュアルに加え、仲間との絆や、「共に航海する」ことが成功につながることを表現することにしました。 

そのおかげで、海賊といえば仲間を裏切って財宝を奪うもの、というこのゲームの本質と相反する誤解を解くことができたと思います。また、誰だって船を出せるんだ、ということをプレイヤーに伝えるため『息子と娘』という言葉を早い段階から入れました」

これからも個性豊かな海賊を迎え入れていきたいと思います。共に心温まる高みを目指す仲間たちに、改めて感謝いたします。もっと他のことも知りたい方は焦らずに。まだまだ情報はございますよ...